日本語のカタカタ発音で読むときは同じ言葉でも、ネイティブを困らせる単語がいくつもあります。
その中で絶対に間違えないでほしい発音の似た単語があるので、今日はその中の一組をご紹介します。
「Funny」と「Fanny」です。
あなたがこれを見て「あ!」と思ってくれたら説明せずに済むのですが…。
この記事では、FunnyとFannyをなぜ間違えてはいけないか、そしてなぜ間違えやすいかをご説明します。
FunnyとFannyの違いってわかる?絶対に間違えないでほしい発音の似た単語

Funnyの意味
主な意味:[形](-ni・er, -ni・est)
1.おかしい, こっけいな 2.おもしろい、ひょうきんな
Fannyの意味
主な意味:[名]
1.しり(buttocks) 2.女性の性器.
人前で発してはいけない「ファニー」
もしあなたが二つの単語の発音の違いが分からないのであれば、人前でファニーと言わない方が良いかもしれません。もしかしたら、後者の女性器の方で聞かれているかもしれません。
アメリカ英語ではFannyは「お尻」という意味が強いのに対し、英国ではFannyは「アソコ」というニュアンスが強いので、特にイギリス人の前では注意して使った方が良いと思います。
日本人がFunnyとFannyを間違えやすい理由
FunnyとFannyの例のように、我々にとって発音の違いがわかりにくい単語が存在する理由ですが、それは日本語の音の数が英語に対して圧倒的に少ないことが原因です。
日本語の母音の数は「あいうえお」の5種類に対して、英語の母音の数はなんと30種類近くに及びます。
厳密に言うとFunnyの「u」の音とFannyの「a」の音は日本語にはない音なので、発音に関して勉強していないと、日本人にはかなり違いを認識しづらい音です。
正しい読み方(フォニックス)を学ぼう
フォニックスとは聞いたことがありますか?
日本語には5つの母音がないのに対し、英語には30近い母音があるとお伝えしました。英語には違う発音の国の人や、英語の読み方を学習途中の子供に向けて正しい発音ができるように、「各アルファベットに対して共通の正しい読み方」を設定しており、その読み方をフォニックスと呼びます。
Funnyのuは口をすぼめて喉の奥から出すオとウの中間くらいの音、Fannyのaはカタカナでいうとエァに近い音、Appleのエァ、Japanのペェァと同じ音です。
発音記号にするとFunnyは【fʌni】で、Fannyは【fǽni】です。なんとなく、見たことありますかね?
フォニックスの学び方

発音を向上させるのにはいくつか方法があります。今では無料でyoutubeに動画をあげている人や、アプリを使って勉強する方法もありますね。
英語の上達に100万円以上費やしている私がオススメする発音の向上させる方法は、オンライン英会話を利用することです。
無料で勉強することは不可能ではありませんが、自分の発音が正しいかどうかは、わかる人に見てもらわないと自分では判断できません。「対人」というのが発音上達の近道の最低条件だと考えます。
私はフィリピン留学で30万円近くのお金と2ヶ月を費やして発音を基礎から身につけましたが、オンラインスクールの講師は実はフィリピン人が多く、値段も留学に比べると1レッスン150円〜好きな時間、好きな場所で選べ、忙しい社会人や、お金が捻出しにくい学生にはオススメできる方法だと思いました。
いくつか試した中では、DMM英会話が良いと感じました。講師の質は高いです。たまたま私の担当講師が私が以前通っていたフィリピンの語学学校で先生をしていた人で、「このレベルの講師と、留学に行くより安く受けられるんかい!」とショックを受けた記憶があります笑。
今なら無料体験ができるので、まずは体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。行動あるのみです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。