カメラ

適当に買うと失敗するぞ!自分に合った一眼レフの選び方

カメラを始めようとして、いざお店に行くと、無数のカメラ本体が展示してあり、どんな基準でどの機種を選べばいいか困惑したことはありませんか。

当然、スペックに金額の違いが表れますが、カメラに関しては、値段が高ければあなたに合っている、というものではありません。

ここでは、カメラを選び始めあなたに、正しいカメラの選び方をお伝えします。

自分に合ったカメラを選ぼう!

突然ですが、あなたがカメラに興味を持ったきっかけって何でしょうか。

飼っているペットが元気に走り回る姿を写真にしたい。子供の成長を収めておきたい。趣味の山登りで、出会った植物を誰かに見せたい。スマホでインスタ映えする写真を撮ってたら極めてみたくなった。理由はそれぞれだと思います。

ちなみに筆者は、海外で旅をする中で、気に入ったものを綺麗な写真に残しておきたいと思ったことがカメラを始めた理由です。

全員にピッタリのカメラはない

値段が高くてハイスペックなカメラが万人にとって良いカメラかというと、俺はそうは思いません。これからデジカメに手を出そうとしているあなたには、自分に合ったカメラを選ぶことが大事です。その選び方は、先ほどの質問に繋がってきます。

何を撮りたいのか

「動物を撮りたい」「花を撮りたい」「旅行で使いたい」と、撮影目的は人それぞれです。まずは、自分の撮りたい被写体を明確にしましょう。「動く動物」なら、シャッタータイムラグが少なく、超望遠レンズが使える機種。「植物」なら、接写に素早く反応合致するAF機能とマクロレンズ。「旅行」なら、軽量のボディーとズームレンズを備えた、電池が長持ちする機種が向いているでしょう。

以上のことを考慮せずに、デジタルカメラを選んでしまったら、使っていくうちに「なぜこんな使いづらいカメラを買ったのだろう」と後悔することになってしまいます。例えそれが高価でハイスペックであってもです。

画素数にこだわりすぎる必要はない

また、よくデジタルカメラの性能を画素数で比較しがちですが、画素数だけがデジタルカメラの性能ではありません。たとえば、一般的なプリント写真であるL版サイズに2000万画素と2500万画素の写真をプリントして、はたして違いがわかる人が何人いるでしょうか? 人間の目は300dpiを超えるとドットが判別しにくいといわれています。

デジタルカメラとパソコンは最強のタッグ

撮影後のパソコンでの画像チェックは、大きな楽しみと同時に自分のイメージ通りに撮影できているかという少々の不安が入り交じる、楽しいひとときです。構図や光と影、シヤッタースピードの選択が適切だったか、などを再考することで、撮影技術を高めることにもつながります。現在発売されているパソコンの画像処理能力はメモリーさえ多く積めば、重いRAWデータも難なくこなしてくれますし、最新の画像処理ソフトも格段に速くなり、とても扱いやすくなってきています。

用途別カメラの選び方

自然の美しさを表現する

ネーチャー(自然)フォトでは光のコントロールがとても大きな役割を担っています。朝夕の時間帯での撮影が多くなり、三脚を使った少し長めの露光が必要になってきます。そこで揃えておきたいのが、カメラブレ防止のための「レリーズ」や「リモコン」。これを問題なく使えることが絶対条件と言えます。また、光や影などの輝度差も大きいので、より広い「ダイナミックレンジ」や「高解像感」に優れたデジタルカメラを選ぶことも重要になってきます。また、撮影地ではベストポジション探しのために、かなりの移動を繰り返すので、コンパクトな軽いボディもカメラ選びの大切なポイントのひとつです。旅行やスナップで一瞬を狙う突然訪れる思いがけない一瞬のシャッターチャンスを逃さないために、とくに重視したいポイントは、「起動時間」と「シャッター」のレスポンスの良さです。もし起動時間が遅くてモタモタしていると、シャッターチャンスを逃してしまいかねません。

旅行やスナップで写真を撮る

一眼レフには機種によってファインダーの大きさに違いがあります。フィルムカメラと比べると多くの機種のファインダーは小さく、ピントの山を見つけづらいという欠点があるので、ピントが素早く合う「AF機能」の精度の高さもポイントです。さらに、旅行やスナップではできるだけ身軽にしてフットワークよく撮影したいので、「電池が長持ちするもの」と「コンパクトな軽いボディー」が理想です。

花などをクローズアップで撮りたい

クローズアップ撮影でまず大事なことは、縦位置にかまえたときにシャッターが押しやすく、カメラのホールディングがよいことです。三脚などを使える場所ならば問題ないのですが、足場の悪い場所に限って素晴らしい被写体があるもの。そんな場面では、左手にレフ板代わりの手鏡などを持って縦位置での撮影になるので「縦位置グリップ」があると便利です

また、クローズアップではAF機能がうまく作動しない場合が多いので「AFモードの手動セット」が簡単に行え、「ファインダーの視認性」が良いことが大切です。ファインダーの視認性が悪いとピントの山が読みづらく、ピンぼけ写真ばかりになりかねないので注意が必要です。

スポーツや動きのある写真を撮りたい

スポーツなど動きの速い被写体の撮影では、タイムラグを予測してすばやくピント合わせを行う「動体予測AF」の反応の速さがカメラ選びのポイントです。すばやく動く被写体を撮影する場合、動体予測AF機能のないオートフォーカスカメラでは、オートフォーカスが被写体についていけずにピントが外れてしまいます。動体予測AFがついていれば、被写体の動きを予測し、ピントを自動で合わせてくれます。

また、スポーツ撮影では相当な回数のシャッターを切るので、連続撮影に優れ、メモリーカードへの書き込み速度が速いことも重要なポイントになってきます。

インテリアや建物を撮りたい

一眼レフに馴染みのない方には小難しい話ですが、一眼レフデジタルカメラのCCDAPS-Cサイズが多いので、35mm用の交換レンズよりも、焦点距離が長くなってしまいます。

 

たとえば、35mmの一眼レフフィルムカメラにつけると18mm、70㎜のレンズは、約27mm相当となります。簡単に言うと、ほとんどの一眼レフは若干画角が狭く映ります。したがって、ビルなどの巨大な建築物や、狭い室内などで撮影する場合には超広角レンズが必要です。

 

夕暮れや夜間の撮影では、三脚を使った長時間露光を行うので「レリーズ」や「リモコン」が使えることが必須条件です。インテリア撮影では光量の少ない条件下での長時間露光撮影が多くなるので、「ノイズ」の少ない機種を選ぶことが大切なポイントになってきます。

 

また、室内での光源は蛍光灯やタングステン、水銀灯、自然光など多彩です。あとからホワイトバランスを調整できるRAWモードでの撮影が好ましいでしょう。カメラに付属する「専用画像現像ソフト」の使いやすさも大切です。

 

画像処理ソフトとして定番といえるフォトショップでもRAWデータは扱えますが、カメラメーカー専用ソフトにはそれぞれ各メーカーが工夫を凝らした機能が備わっているので、使わない手はありません。かくいう筆者もCannonのソフトを使っています。

夜景を撮りたい

夕暮れから夜にかけての風景はとても美しく、魅力的な被写体です。

三脚を使った長時間露光時のフィズ」の少なさや「レリーズ」や「リモコン」が使えるカメラであることが第一条件です。旅先の薄暮の街並み、真っ赤に染まった夕焼けなど、シャッターチャンスのときに限って三脚は持っていないもの。そんなときに威力を発揮するのが「手ブレ補正機能つきレンズ」や「カメラ本体での手ブレ補正機能」。手ブレ補正機能は、三脚がなくても相当な効果が期待できます。また、シャッターを開いたまま長くても相当な効果が期待できます。

また、シャッターを開いたまま長時間露光するバルブ撮影では、露出を確認するためにヒストグラムで確認をしながら撮影します。「液晶画面の見やすさ」や「画像再生時間の短さ」なども選ぶ際のポイントにしましょう。