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ブログを運営し続けて、記事のネタに行き詰まって「誰かの記事をパクろう」と思ったことはありませんか。ブログの記事には、もしそれがありきたりの内容でも、あなたなりの体験を加えることでオリジナリティを出し、あなただけのコンテンツが生まれます。
ここでは記事をパクるとはどういったことかを考え、どうやってオリジナリティの出し方をお伝えします。
副業が日本でオープンなものになっていく中で、パクリ問題は、今後パクる側もパクられる側も深刻な問題として増えていくと考えます。
あなたがもしブログをかけだしたばかりで、ネタに困ってきた頃「どこからがパクリなんだろう」と調べたなら、一度ここで考えてみると良いかもしれませんね。
記事をパクるということ
パクるとはどういう意味でしょう。盗むに近いイメージですが、きちんとわかっていないので調べてみます。
既存のものに似た作品やネタを作ること、あるいは極めて似た作品やネタを発表すること(ネタをぱくった、など)。ただし、この場合、剽窃元とした作品よりも劣っているものや、剽窃元をほぼそのまま流用(コピー・トレース)している事が誰の目にも明らかであるか、もしくは疑わしいものに対して使われることが多い表現である。しかし、パクリであるか否かは「第三者から見た印象」で判断される傾向にあるため、作者が剽窃を意図している場合のみならず、作者自身が完全創作だと思って作った作品がたまたま他の作品と被ってしまったような場合や、過去に見聞きした可能性のある作品から無意識的に影響を受けた結果既存の作品と類似する作品を発表してしまった場合も「パクリ」扱いされてしまうケースがある。
誰かが生み出したコンテンツを意図する・しないに関わらずコピーしたと第3者に思われたらパクりに当たるということですね。
パクってはいけない理由
で調べるとパクられた被害者の苦痛な叫びが出てきます。
良心が痛むとか、人としてとか、そういったことを議論してもそれは各々の価値観やモラルの違いなので、なぜパクることがいけないか、具体的に考えていくことにしましょう。
文章の盗用は著作権侵害
記事の盗用は著作権の侵害にあたります。著作権というのは、文章・画像・音楽などを作った人に自動的に発生する権利のことです。ブログの記事も投稿するとその記事の内容に著作権が発生します。
部分的に使いたければ、引用しましょう。他人のブログ記事の一部を「引用」する場合は著作権違反ではありません。以下の定義通りにすれば問題ありません。
・引用した部分が分かるようになっていること。
・あくまでオリジナルの文章があって、その中の一部に引用文を使っている場合。
・どこから引用したのか明記してあること。
SEO的にマイナス
コンテンツが被っていると、SEO的にマイナスの評価を受けます。せっかく時間をかけてコピペしたあなたのコンテンツが、Googleにとっては評価されないどころが、最悪ブログ全体が検索から外されてしまい、日の目を浴びないことになります。
パクらない方が良さそうですね。
成功するために変わらない普遍のやり方
第3者がわかるレベルで記事をコピーをすると良くないというわかりましたが、物事を極めていくには、自分のものを作り出すまでに「真似をし、スタイルを少しづつ変えていく」という時期が必要です。
守破離を学ぶ
「守破離(しゅはり)」という言葉を聞いたことはありますか。これは武道、茶道、芸術、スポーツなどにおける修業の理想的なプロセスを3段階で示したものです。
守
「守」は、師や流派の教え、型などを忠実に守り、確実に身につける段階。ここから修業がはじます。
破
「破」はその型を破る時期。今まで学んだものを切り口を変え、自分にあったスタイルを作っていきます。
離
そして最後に、「離」は師や流派から離れて自分なりの独自の表現をすることです。すべてを離れ新しいものを生み出し確立させていく段階です。この段階で初めてクリエイティブなことができると言えるでしょう。
文の構成の基本や、物事の本質は変わらない
何かを調べると文章の構成や、話の結果が似ていることはよくあります。人から信頼を受ける文章や考え方というのは、飛び抜けて異なるものということは多くないのです。人が感動するときは、ある程度の「型」にはまっていますからね。
つまりこういった普遍の原理原則のようなものに対しては自分のものになるまで、「型」をなるべく真似をして慣れていくべきです。逆に基礎もできていないのに逸脱したものを作っていくと、天才でなければ自分よがりの誰の役にも立たないものが生まれてしまうでしょう。
記事の書き方について、クロネさんがわかりやすくまとめているので、詳しくはクロネさんの記事をご覧ください。
意図しないのにパクリとしてみなされる理由
パクリの定義のところで、作者自身が創作だと思っていてもパクリとしてみなされてしまう場合があるようでした。これは、作者の文章の構成や伝えたいこと、その見た目が未だに基礎から「離」れた位置になかったことから、受け手に他のものと似ていると思われてしまったのでしょう。
ブログの質を(パクりながら)あげる方法
個人的にこの「パクる」という言葉を使いたくないのですが、あえてパクりながらという言葉を使います。完全にコピーをするのではなく、方法を真似するという意味で捉えてください。
とにかく真似する【守】
あなたが今駆け出しのブロガー、アフィリテイターであれば、検索の上位に出てくる文章の型を真似して書いてみてください。どんなに文章を書くのが苦手な人でも、30記事書けば物事の本質が少し見えてくるはずです。あなたが感動した文章を分析することも有効です。
切り口を少し変えてみる【破】
型に慣れてきたら、切り口を少し変えてみるのです。記事を書こうと思い検索に出てきた同じようなテーマの記事を読んでも、「こういう見方もあるよね。」と思うこともあると思います。検索の上位にあるからといってそれが正解ではありません。同じような情報でも発信する側、受け取る側で「正解」が違っていいのではないでしょうか。
オリジナル性を出す【離】
ようやくあなたらしさを出す時です。伝えたいことの根拠として、あなたが感じたこと、体験したことをコンテンツに載せるのです。文章の書き方を理解し、自然に使える状態になれば、多少崩してもどう書けば本筋に戻せるか、どうすれば売れるか、またどうすれば炎上するかなどわかり、あなたが読者をコントロールできるようになります
オリジナルのコンテンツはパクられない
オリジナリティのある文章がかけると、パクられません。事実やスペックだけを羅列したコンテンツには魅力がないばかりか誰でもコピーができてしまいますが、作者の体験した割合と質が濃いと、その人にしか書けない文章になります。
詳しくは「人に読まれるライティングを。元住宅の営業がたどり着いたブログの書き方」をご覧ください。
