笑いのツボが違う?イギリス人とオーストラリア人のユーモアのセンスについてわかったこと

How’s it going? 私(@wing_log)です。

オーストラリアとイギリスのユーモアのセンスって違うと思いますか?

ご周知のとおり、はるか昔にイギリスから来た移民が今日のオーストラリアの礎を築いているので、イギリスとオーストラリアでは言葉、文化、食事、ユーモアのセンスに至るまでかなり似ています。

私自身、オーストラリアとイギリスの両国に長期滞在を経験して肌で感じますが、本当に文化が似ています。たまたまオーストラリア人・イギリス人・私でテレビを一緒に観ていた時も、彼らは笑うタイミングが同じだなと感じました。

イギリス人のユーモアのセンスは「皮肉的な笑い」であると有名で、かなりブラックなジョークが好まれます。それはオーストラリアも同じです。

しかし、我々日本人から見るとほとんど同じでも、ネイティブに聞いてみると、お互いの国で微妙に違うそうです。この記事では【イギリスとオーストラリアでのユーモアのセンスの違いについてシェアします。

イギリスとオーストラリアの笑いの違い

☑️ 日本の自虐な笑いはイギリス人には伝わるのに、オーストラリア人には伝わらないことがある。

☑️ イギリスもオーストラリアも、皮肉な笑いが大好き。

☑️ イギリスのユーモアのセンスは誰かを貶す笑いが好きな傾向。

☑️ オーストラリア人のユーモアのセンスは、真顔で悪態を吐き捨てる笑いが好きな傾向。

ちなみにイギリス(UK)はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つのエリアを言いますが、この記事ではかりやすいようにあえてイギリスと表記することをあらかじめご了承ください。

 

日本の自虐な笑いはイギリス人には伝わるのに、オーストラリア人には伝わらない?

本題に入る前に、日本の笑いがイギリス人とオーストラリア人に通用するかをお話しします。日本人である私のユーモアのセンスは、イギリス人に通用するのにオーストラリア人には通用しない場合があります。

私は純日本人、関東出身のごく一般的な人で、ユーモアのセンスはというと、感情よりも言葉で一言ボソッと言って笑わせるタイプの、いわゆるシュールで皮肉っぽい笑いを好む傾向があります。

私が同じようにイギリス人とオーストラリア人に同じ話をして、それぞれの反応が違います。

自虐はイギリス人のツボ?イギリス人との会話

イギリス人との日常会話を切り取ってみたのでイメージしてみてください。

おい、こないだ知ったんだけど、英語で最悪なスラングがあるんだな、ベン。
何を覚えたんだ?言ってみな、メイト
お前ら男のアソコの先端をジャップアイって言うんだろ?あ?
待て待て待てwwww なんで知ってるの!? 誰がそんなこと教えたんだよ!?
黙れ。お前ら、俺のこと隠れて笑ってんだろ、あいつはジャップスアイが3つあるとかって!あ!?
やめろwwww それ以上言うなwww そんなこと言ってないからwwww

こんな感じです。

 

貶す笑いが好きなイギリス、そうでもないオーストラリア

男の人の大事なところの切れ目が細いことから、英語のスラングで「日本人の目」と言われています。このブログの読者は男性が多いのですが、万が一女性でジャップスアイがわからない場合、友達彼氏に見せてもらってください。

受け取る人によっては全く面白くないかもしれませんが、イギリス人はこのように、皮肉たっぷり含んだ笑いを好みます。ちなみに今のやりとりが面白くなくても絶対に叩かないでください。ベンは実際に笑い転げていたのでこれが事実です。

この話がイギリス人にウケたので、逆にオーストラリア人はどんな反応をするか気になり同じ話をしてみたのですが、「あー!そういう言い方もあるよね!そんなの考えついたやつなんてShit だねBro!」と、ウケるとは微妙違う反応でした。

少し話がずれますが、イギリス人とオーストラリア人に「君の国では人種差別は残ってる?」と聞くと、オーストラリア人は「もうそんな人はほとんどいないよ!考えが古いよ」と言うのに対し、イギリス人に聞くと「ああ、まだ一部では残ってるね」と答えます。どちらの国にも人種差別は残っていることは知っていますが、2つの国でこのように返答が違います。

それぞれ移民の国ではありますが、自分たちに強烈なプライドを持ったイングリッシュと、割とどうでもいいじゃんと思っているオーストラリア人。

この違いがイギリス人とオーストラリア人のユーモアのセンスの違いを生んでいるひとつの要因でしょうか。

 

イギリスのユーモアのセンスは誰かを貶す笑いが好きな傾向

イギリス人は誰かを揶揄した皮肉な笑いを好む傾向があります。

上記のチャットのやりとりを見ていただけますか。私がイギリスに長期滞在するビザを手に入れたことを、以前知り合ったイギリス出身の語学学校の先生に報告したときのやりとりです。

先生に対して「イギリスの人たちは長靴を音楽フェスで履くって言っていたことを今でも覚えているよ!」と送ったところ、先生は「長靴じゃないわ、彼らはウェリーズって言うの」と返してきました。

非ネイティブの私に対してあえて細かい現地での呼び名に訂正することで「長靴なんてダサいものは履かないわ(実際長靴だけど)」という皮肉が伝わってきます。「そんなのどうでもいいわ!」とツッコミたくなるジョークです。

また、私たちではなく、「彼ら」ということで、「私はどっちでもいいけど、本場の人はプライド持ってるわよ」というニュアンスも含んでいますが、伝わりますでしょうか。この感じ。

これがイギリス人の皮肉たっぷりのユーモアのセンスです。

 

オーストラリア人のユーモアのセンスは、真顔で悪態を吐き捨てる傾向

オーストラリア人の友達にユーモアのセンスについて聞いてみたのですが、オーストラリア人のユーモアのセンスは真顔で悪態を吐くような笑いを好む傾向があります

オーストラリアに行ったことがあるれば、イメージできるのではないでしょうか。オーストラリア人は確かに口が悪い。悪態を吐いて笑いを取るのがオージースタイルです。

オーストラリア人と話していて「ひょっとして怒ってんの?」って思ってたら急に笑ってるということが頻繁にあったり、かと思ったら本気で怒っていたりするのがオーストラリア人の面白いところ。

わかりやすい例をお話しします。オーストラリアでバスに乗ったときのことです。

バスに乗ろうとしたときに、ちょうど細かいお金がなくて運賃が全部払えないことが判明したので、運転手に話しました。

「細かいお金がなくて全額払えないんだけど、ジュースあげるから許して」と無茶なお願いをしてみると、「そんなのダメだ!」と真顔で返されました。

怒らせたかな?と思って様子を見てみると「次乗ったときにビールをダースで持ってこい」とイカすことを言って通してくれました。

 

オーストラリア人のユーモアのセンスについていけないイギリス人

イギリスで出会ったオーストラリア人の友達に、イギリス人との笑いの違いについて聞いてみると、「オーストラリア人の無表情な悪態をつくユーモアのセンスが、イギリス人に合わない」と言っていました。

彼はイギリスに着いてから出会って友達になる現地のイギリス人に、いつものように会話の中で冗談のつもりで「なんだよそれ」「最悪だな」「クソだな」といったことを無表情で投げかけると、相手が本気で捉えてしまう。それに対して、毎回「ごめんごめん、今のは冗談だよ」と説明すると言っていました。

オーストラリアだったら他人同士でも悪態をついて笑い合うのに…。と悲しそうな顔をしていました。

 

笑いのツボが違う?イギリス人とオーストラリア人のユーモアのセンスについてわかったこと

この記事ではイギリス人とオーストラリア人のユーモアのセンスについて考えてみました。

イギリスとオーストラリアの笑いの違い

☑️ 日本の自虐な笑いはイギリス人には伝わるのに、オーストラリア人には伝わらないことがある。

☑️ イギリスもオーストラリアも、皮肉な笑いが大好き。

☑️ イギリスのユーモアのセンスは誰かを貶す笑いが好きな傾向。

☑️ オーストラリア人のユーモアのセンスは、真顔で悪態を吐き捨てる笑いが好きな傾向。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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