How’s it going? 私(@wing_log)です。
ロンドンの地下鉄に続く地下区通路で、真夜中の寒空の下でガチガチに震えながらこの記事を書いています。
この記事を読んでいるあなたは、まさに今ロンドンでの野宿を考えていることかと思いますが、絶対にオススメしません。
オーストラリアで長期で野宿生活を体験した私にとっても、イギリス、ロンドンでの野宿は辛いと感じ、お金を払ってでも雨風を避け、安全を買った方が良いと思います。
ロンドンで野宿をオススメしない理由は
- ロンドンには強奪者が存在するから
- ロンドンにはホームレスが多いから
- イギリスの気候は日本よりも寒いから
- イギリスの天候は雨天の日が4割と高い降水確率だから
- ロンドンではファーストフード店が24時間営業でないなど、避難場所が少ないから
それでもロンドンで野宿をせざるを得ない人に、
- 雨風をしのぐなら地下通路。防犯カメラも設置されているので安全性も悪くない
- 公園のベンチは夜中でも人通りが多く、意外と安全。ハイドパークは自転車で帰宅する人が夜中もいる
- 街中の路上。ホームレスとつるむのに抵抗がなければあり
- 安全性を求めるなら空港に行くべき。ヒースロー空港は空港泊ができる
いつかこの記事を読んで誰かのためになれば良いです。「世界のファッションのトップを走るイギリス、ロンドンで野宿をする」という人が今後現れるかわかりませんが、万が一いまの私と同じ状況になった人に、少しでも参考になればと思います。
もし野宿をしたときに私の記事を参考にしたという強者がいましたら、私(@wing_log)に感想を教えてください。友達になりましょう。
では、参ります。
イギリス ロンドンで野宿をオススメしない理由

イギリス、中でもロンドンで野宿をすることをオススメしない理由は、大きく分けて「ロンドンに住む人たち」と「イギリスの気候」に関する2点です。
ひとつひとつ解説していきますが、最初を見ただけで「やばいかも」と思ってもらえるかと思います。
ロンドンで野宿をオススメしない理由1.
強奪者が存在する
私が家や食べ物でお世話になっていたイギリス人ご夫婦に口を酸っぱくして言われていたことは「ロンドンには強奪者がいるから歩きながらスマホをいじるな」です。
動画を観てもらえばわかると思いますが、スリという次元ではなく、強奪です。スマホが視界に入った状態だと奪われることがあります。
こういった輩が、何やらお金を持ってそうなアジア人がロンドンの夜中に、街で1人でいたらどう思うでしょうか。
ロンドンで野宿をオススメしない理由2.
ホームレスが多い
先進国イギリスに住んでみて大変驚きましたが、ロンドンにはホームレスが多いです。例えば30分外に出れば一回は「お金を恵んで」と言われます。
【ロンドンのホームレスの数】が異常に多いのが個人的に気になってる。
今まで訪れた都市で1番多いかも。
ホームレスのおっちゃんに話しかけたら「英語を話せない」と。
英語が話せない人がなぜ一人でこうしているんだろうか。違法滞在?連れてこられた?
これが世界のトップを走る街の実情である
— ゆってぃ@ロンドン放浪中 (@wing_log) November 11, 2018
現在イギリスには約25万人のホームレスがいると言われており、首都ロンドンにも多くのホームレスが路上でお金と食べ物を乞いています。
私は彼らが攻撃的になっている場面を見たことはありませんが、お金と食べ物を得るためには必死です。
ロンドンで野宿をオススメしない理由3.
イギリスの気候は寒冷
イギリス、ロンドンの気候は年間を通して日本と比べると寒いです。イギリスも日本と同様に四季がありますが、最も暑い7、8月でも最高気温が21、22度で日本と比較するとだいぶ涼しいです。さらに10月に入りグッと平均気温が下がってきます。
ロンドンの気候に比べると、実は日本の方が気温の落ち込みは緩やかですが、平均的にみると全体的に気温が低いので、野宿用の装備がないと寒さに体がやられます。
参考記事:イギリスの気温
ロンドンで野宿をオススメしない理由4.
雨天の日が年間を通して4割ある
ロンドンの天候は夜は痺れる寒さです。年間を通して雨の日が多い雨天の日が160日と、約4割を超えています。
屋根があるところに居座っても、霧状の細かい水が体につくと次第に体温を奪っていきます。
また、ロンドンは天候が変わりやすいのも特徴で、今まで晴れていたと思ったら急に雨が降るので、たとえいま晴れていたとしても、一晩過ごしやすい天候とは限りません。
ロンドンで野宿をオススメしない理由5.
ロンドンはマクドナルドは24時間営業の店が少ない
ロンドンのお店の営業時間について、日本よりもお店が閉まるのが早いです。ロンドンのマクドナルドをはじめとするファーストフード店は24時間営業でない店舗も多数存在します。
個人的に日本のお店が頑張りすぎている感もありますが、日本の環境に慣れてしまうと、夜中に開いているお店がないことに驚きます。
ロンドンで野宿をするなら、行くべき場所

そもそもオススメしないんですがね!ロンドンで野宿するために一晩街を歩いてたどり着いた場所を1位から4位までランキング形式で紹介します。
ロンドンで野宿すべき場所第1位
雨風をしのげる地下鉄の通路。防犯カメラも設置されているので安全性も悪くない
私が最もロンドンで野宿をするとしたらお勧めする場所は地下通路です。
ロンドンの代名詞とも言える雨の対策もできるし、風がこないので快適です。防犯カメラがある場所が多いので、危ない連中に絡まれる抑止力にもなります。
酔っ払いに絡まれる可能性があることに注意することと、完全に地べたで服が汚れることは覚悟が必要です。
ロンドンで野宿すべき場所第2位
夜中でも人通りが多く意外と安全。ハイドパーク(公園)のベンチ
ロンドンで野宿するときに行くべき場所第2位は公園のベンチ。ロンドンにはハイドパークという観光スポット的な巨大な公園があります。この公園はサイクリングロードがあり、仕事帰りの人々が夜中も通るので安全性を高めます。
ベンチであれば服も汚れにくいのも良いです。夏の過ごしやすいシーズンだったらもしかしたらアリかもしれません。
ロンドンで野宿すべき場所第3位
ホームレスに混ざってお金を恵んでもらえるかもしれない。街中の路上
ロンドン市の街中はホームレスがそこら中にいます。
現地にいるホームレスと10人以上話を聞いたことがありますが、ロンドンのホームレスにに攻撃的な面は見えませんでした。
「自分もお金がないんだ」と言えば同じところで仲間として受け入れてくれるでしょう。ただ、街中は酔っ払いや攻撃的な人種がいる可能性も上がるので、本当に注意してください。
ロンドンで野宿すべき場所第4位
安全性を求めるならいっそ空港へ
節約のためにロンドンで野宿をするのではなく、ほかの理由で宿がないという場合、ヒースロー空港に行くのも手です。
地下鉄でしたら最終夜中の1時程度まで、現金£6ほどでヒースロー空港まで行けます。オイスターカードという電子カードを購入すれば半額近くで行くことがきます。
ヒースロー空港であれば空港泊もできますし、ロンドン市街での野宿に比べたら安全性も高いです。
体験者が語る、ロンドンで野宿をオススメしない理由と万が一の行くべき場所
この記事では、ロンドンで野宿をお勧めしない理由と万が一のときに行くべき場所をお伝えしました。
ロンドンで野宿をオススメしない理由は
- ロンドンには強奪者が存在するから
- ロンドンにはホームレスが多いから
- イギリスの気候は日本よりも寒いから
- イギリスの天候は雨天の日が4割と高い降水確率だから
- ロンドンではファーストフード店が24時間営業でないなど、避難場所が少ないから
それでもロンドンで野宿をせざるを得ない人に、
- 雨風をしのぐなら地下通路。防犯カメラも設置されているので安全性も悪くない
- 公園のベンチは夜中でも人通りが多く、意外と安全。ハイドパークは自転車で帰宅する人が夜中もいる
- 街中の路上。ホームレスとつるむのに抵抗がなければあり
- 安全性を求めるなら空港に行くべき。ヒースロー空港は空港泊ができる