How’s it going? 私(@wing_log)です。
オーストラリアのワーキングホリデービザの最長期限が3年まで延長されることが決定しました。
【シドニー=松本史】オーストラリア政府は休暇を楽しみながら就労もできる「ワーキングホリデー」利用者の滞在期間を現行の最大2年から3年に延長する。農家の人手不足が深刻なことに対応し、農作業などに一定期間従事すれば期間の延長を認める。豪州のワーホリ制度は日本でも人気で、現在約8千人の日本人が制度を利用して豪州に滞在している。
農作業などへの従事で滞在期間を延長する(クイーンズランド州のイチゴ農家)=AAP
日本や英国、韓国などの若者が利用する豪州のワーホリ制度は原則、滞在期間は1年間。ただ、1年目に3カ月間、豪政府が定めた地域で農林水産業や鉱業に従事した場合、2年目の滞在が認められる。新制度ではこの2年目にさらに6カ月間、農作業などに従事すれば3年目の滞在も認める。新制度が適用されるのは2019年7月以降。
豪州は毎年約16~19万人の移民を受け入れているが、多くは都市部に流入する。一方、農作物の収穫や箱詰めなど、きつい作業は豪州人には不人気で人手不足が深刻化している。米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)に参加する11カ国の新協定「TPP11」が18年末に発効。ワインなど農産物の輸出拡大が見込まれる中、豪政府はワーホリの滞在期間延長などで、農作業従事者を確保する。
今後のワーキングホリデー事情が大きく変わりそうな予感のするニュースなので、速報という形で情報をまとめました。
☑️ その自由さに魅了されるオーストラリアのワーキングホリデービザ事情
☑️ オーストラリアのワーホリの期限が最大3年に延長される。
☑️ オーストラリアワーホリの期限を3年にする条件は、2年目のワーホリでファーム仕事を6ヶ月従事すること。
☑️ オーストラリアワーホリの改正が行われるのは2019年7月から。
☑️ 労働力を求めるオーストラリア政府と、高い賃金を求める海外労働者。
海外長期滞在を考えている方、オーストラリアにワーキングホリデーに興味がある方、ご参考ください。
では参ります。
オーストラリア ワーキングホリデービザとは

オーストラリア ワーキングホリデー(以下ワーホリ)とは、日本とオーストラリア間で提携しているビザで、青年(18〜30歳 2018年現在)がお互いの国で働きながら休暇を満喫できるという制度です。
日本との提携国は2018年11月現在、20カ国に及びますが、中でもオーストラリアは一番最初に提携したワーホリ歴史のある国であり、もっとも日本人渡航者の多い国です。
自由さに魅了される。オーストラリアのワーホリが人気の理由
オーストラリアのワーホリは他の国に比べ自由の多く、人気の国です。
昨年、2017年には419,000人のバックパッカーがオーストラリアを訪れ、滞在費、旅行費、生活費と多額のお金を落としています。
オーストラリアのワーホリがなぜそんなに人気か、メリットをざっくり、基本的なことからからあえて大手のエージェントさんでは書けない内容まで書きます。
☑️ ファームジョブを取得するのが簡単。
☑️ 最低賃金が高く、生活しやすい。
☑️ 条件をクリアする(ファームジョブを3カ月従事する)とビザの期限を2年まで伸ばせる。
☑️ キャッシュジョブや個人間の取引が多く、お金を得る手段が多い。(税金を払わないのは違法ですが、実際にあります)
☑️ バスキング(路上販売、路上パフォーマンス等)を利用し、趣味をお金にしやすい。(許可なくバスキングをするのは違法ですが、実際にいます)
ざっくり言うとこれらが上がりますが、特に最低賃金が高いオーストラリアでファームジョブに従事し、2年間滞在することがオーストラリアワーホリの醍醐味とする人は多くいます。
多くのワーホリメイカーが、その温暖な気候と自由な文化でのファームジョブに魅了されます。
オーストラリアのワーホリ期限が3年に。条件は2年目にファームジョブを6ヶ月すること
本題ですが、今回オーストラリア政府では、ワーホリのビザの期限が最大3年に延長されることが決定しました。
オーストラリアワーホリの期限を3年に延長させる条件は「2年目のワーホリ中にファームジョブを6か月間従事すること」です。
ちなみに2年目のワーホリビザを取得する条件が、「1年目にファームジョブを3カ月従事すること」なので2年間滞在するのに必要な条件と比べると必要な日数が2倍となりますが、1度ファームを経験してハマる人はハマるので、3年間オーストラリアにいたいと考える人にとっては、願ったりと言う人もいるかと思います。
2019年7月がオーストラリアワーホリの改正日
見出し通りですが、オーストラリアワーホリの改正がなされるのは2019年7月よりです。
2019年年7月までに6ヶ月のファームジョブを済ませておけば条件をクリアできるか、7月以降に条件をクリアする必要があるのか等、細かいルールに関する疑問が出てくると思いますが、発表され次第追記していきます。
労働力を求めるオーストラリア政府と、高い賃金を求める海外労働者
オーストラリアでは、キツイ、低賃金(ローカルにとっては)、安定していないといった理由から進んでファームジョブを選ぶ純オーストラリア人はあまり多くありません。そこで、外国人労働者の出番です。
あまり知られていませんが、南太平洋のある国々からは毎年多くの人が出稼ぎにファームジョブをしにきます。
サモア諸島では、出稼ぎの人々に政府がお金を貸す制度まであり、いかにファームジョブが彼らの生活を支えているかがわかります。
また、中東系の人たちも稼ぎに、「キャッシュジョブ」と呼ばれる銀行を介さずに税金を逃れるやり方で稼ぐ人たちが大勢います。違法ですが、これが現実です。
表向きには国を超えてお互いの文化を交流すると言いますが、今回のワーホリ最長3年と言う話を聞いて、実際にはこの「労働力が欲しいオーストラリア政府」と「できるだけ長く稼ぎたい外国人労働者」の需要と供給がうまく噛み合っているからであると感じています。
オーストラリアワーホリ ビザ期限最長3年へ改正!時期や条件まとめ
と言うことで、オーストラリアワーホリの期限が最大3年に変わるという速報的な記事でした。
☑️ その自由さに魅了されるオーストラリアのワーキングホリデービザ事情。
☑️ オーストラリアのワーホリの期限が最大3年に延長される。
☑️ オーストラリアワーホリの期限を3年にする条件は、2年目のワーホリでファーム仕事を6ヶ月従事すること。
☑️ オーストラリアワーホリの改正が行われるのは2019年7月から。
☑️ 労働力を求めるオーストラリア政府と、高い賃金を求める海外労働者。
こういったことから少しずつ、日本人の世界に対する距離が知事まればいいなと思います。
情報が入り次第更新していきますので、ぜひチェックしてください。
オーストラリアを検討するなら留学エージェントに相談してみよう
海外の生活に少しでも不安な気持ちがあれば、ワーホリを利用する前に留学エージェントへ相談してみることをおすすめします。オーストラリアに限らずワーホリ提携国の各国の特徴やお悩みの相談を無料で受けてくれます。
特に、留学ワーキングホリデーサポート【Global Dive】では、面白いプランがあり、
・現在十分な貯蓄がない。
・海外で通用する語学力がない。
という悩みを持った人に向けて、Global Diveの姉妹サービスである、リゾート地でのホテル・旅館での住み込みのお仕事を紹介するサービス(リゾートバイト)と連携し、お金を貯めながら、英語を学びながら働き、留学やワーホリに向かうと言うプログラムがあります。
このプログラブは現在Global Diveでしか採用されていないプログラムです。興味がある方は聞いてみてはいかがでしょうか。



