How’s it going? 私(@wing_log)です。
オーストラリアワーキングホリデービザ(以下ワーホリ)が大きく変更することが決まりましたね。
☑️ 2019年1月オーストラリアワーホリビザの滞在期間が最長3年に変更される。
☑️ 今回のオーストラリアワーホリビザの変更で、2018年11月から同一企業で最長12ヶ月働き続けることができるようになる。
☑️ カナダ人とアイルランド人は、オーストラリアへのワーホリビザでの渡航が35歳までに引き上げされる。
☑️ 現状日本人の年齢制限に関する情報はなし
今回のオーストラリアワーホリビザの変更の発表を受けて、オーストラリア政府のワーホリメイカーを「季節労働者としてみなしてる感」がひしひしと伝わってきますが、あなたはどう思いますか?
ここでは、今回のオーストラリアワーホリビザの変更点に関しての情報をまとめたので、シェアしていきます。
・オーストラリアに興味がある
・ワーホリに興味がある
・ちょっとオーストラリア政府の労働者募集な感じどうなの?と思っている
人は読んでみてください。ではまいります。
オーストラリアワーホリの変更点 情報ソース
下記、オーストラリア移民局サイトに掲載されている変更点の抜粋です。
11月5日に発表とともに施行が確定しています。
Changes to the WHM visa program include:
● From 5 November 2018, expanding the regional areas where subclass 462-visa holders can work in agriculture (plant and animal cultivation) to qualify for a second year of stay in Australia. Currently only those who work in Northern Australia are eligible.
● From 5 November 2018, increasing the period in which subclass 417 and 462 visa holders can stay with the same agricultural (plant and animal cultivation) employer, from 6 to 12 months.
● The option of a third-year for subclass 417 and 462 visa holders who, after 1 July 2019, undertake 6-months of specified work in a specified regional area during their second year.
● Over the coming weeks, offering an increase in the annual caps to a number of countries that participate in the subclass 462 visa program.
● Increase the eligible age for subclass 417 visa applicants from Canada and Ireland to 35.
私たちいわゆるワーホリ勢が使うワーキングホリデービザは「サブクラス417」です。
以下オーストラリアワーホリビザの変更点についてまとめたのでご覧ください。それぞれ紐解いていきましょう。
オーストラリアワーホリビザ変更点①
最長3年間の滞在が可能に!
現在のオーストラリアのワーキングホリデービザは、1年目の滞在中に88日以上のファームでの労働をすることで、最長2年間の滞在が可能です。
2019年7月1日以降、2年目にオーストラリアでワーキングホリデーをしている最中に6ヶ月以上ファーム等の季節労働をすれば3年目の滞在を申請できるようになります。
☑️ 3ヶ月ではなく6ヶ月以上働くのが条件と長くなっている点
☑️ 3年目まで滞在するなら、2年目で6ヶ月以上労働する必要がある点
この2点に注意した方がよさそうです。
例えば1年目で、
ということができません。
・セカンドワーホリビザを申請するために、1年目に3ヶ月以上
・サードビザを申請するため2年目に6カ月以上
日数が必要ということをお忘れなく。1年目と2年目をまたぐ時はどうなるのでしょうか。今後の追加情報が入り次第、レポートします。

オーストラリアワーホリビザ変更点②
同一ファームで6ヶ月から12ヶ月の雇用が可能に

現在は同一雇用主の元では6ヶ月までしか働けませんが、農業、漁業、鉱物関係等の季節労働に関しては、2018年11月5日より同一雇用主の元で12ヶ月就労可能になりました。
ポイントは、季節労働に限りという点。
また引き続き、ノーザンテリトリー州での介護・建築・観光などのお仕事では12ヶ月の就労が可能です。
記事を書いているわたし個人的にも、ワーホリに興味を持つ人が増えるという意味で嬉しい情報ではありますが、やはりオーストラリア政府からにじみ出てくる「労働力欲しい感」。
オーストラリアワーホリビザ変更点③
カナダとアイルランド人、年齢制限が35歳に

今回のオーストラリアワーキングホリデービザの変更で、カナダとアイルランド国籍の人を対象に、年齢制限が35歳までに引き上げられました。
速報で情報が錯綜していますが、日本人がカナダとアイルランドへの渡航の年齢制限が伸びる訳ではないので要注意を。
また、ブログ読んでほしいがために「日本人の年齢制限が35歳に引き上げされた」という記事が乱立しましたが(未だに見かけますが)、オーストラリアワーホリビザで日本人の年齢制限が引き上げられたという情報はありませんので、紛らわしい情報に振り回されぬようお気をつけください。
つまりファームで働けってこと?オーストラリアワーホリビザの変更点まとめ
この記事では、オーストラリアワーホリビザの変更点をまとめました。
☑️ オーストラリアワーホリビザの滞在期間が最長3年に変更される。
☑️ 今回のオーストラリアワーホリビザの変更で、2018年11月から同一企業で最長12ヶ月働き続けることができるようになる。
☑️ カナダ人とアイルランド人は、オーストラリアへのワーホリビザでの渡航が35歳までに引き上げされる。
このワーホリビザの変更を機にさらにワーホリが盛り上がり、日本人の海外に対する興味関心が増えると良いと願っています。
しかしながら、今回のオーストラリアワーホリビザの変更ニュースを読んで感じるのは、ローカルのオーストラリア人が嫌がる季節労働を率先してやってくれる労働力を確保するための施策にしているのかな?と思わざるを得ない規制、ルールです。
読んでいるあなたにおかれましては、限られた時間の中でやりたいことができるよう、情報収集、英語、仕事探しなど、事前に準備していきましょう。
参照サイト:Changes to the Working Holiday Maker visa program