日本人を蔑視する曲があるって知っていますか?
私がオーストラリアにいた頃、ブリティッシュのスティーブがturning Japanese という曲を聞かせてきました。
どんな曲か聞いてみると彼もわからず。Apple musicで「Japanese」と検索したら出てきたようで、1980年代の音楽でした。
その時は何気なく聞いていたのですが、後で歌詞を調べてみると、一昔前に大ヒットした曲で、歌詞がなかなかの日本人蔑視でした。
ここではマスターベーションを意味するTuring Japaneseという曲についてお伝えします。
日本人を蔑視のヒット曲、Turning Japanese

Turning Japaneseとは
The Vapors というバンドの曲で、1980年代に大ヒットしたのですが、その歌詞もイントロの音楽も、日本人を侮蔑した歌詞です。私個人的には、聞いたときに「なんだこれ!?」と思った、理解するのが難しい曲でした。
歌詞を要約すると、「男の子が好きな女の子を見ていて、変な気持ちになって日本人になっちゃうよ。」という内容です。
Turining Japaneseの歌詞

I’ve got your picture of me and you.
You wrote “I love you” I wrote “me too”.
I sit there staring and there’s nothing else to do.
Oh it’s in color Your hair is brown.
Your eyes are hazel And soft as clouds.
I often kiss you when there’s no one else around.
I’ve got your picture, I’ve got your picture.
I’d like a million of you all round my cell.
I want a doctor to take your picture.
So I can look at you from inside as well.
You’ve got me turning up and turning down.
And turning in and turning ‘round.
I’m turning Japanese.
I think I’m turning Japanese.
I really think so.
Turning Japanese.
I think I’m turning Japanese.
I really think so.
I’m turning Japanese.
I think I’m turning Japanese.
I really think so.
Turning Japanese.
I think I’m turning Japanese.
I really think so.
リスペクトのかけらもありません。
なぜ「日本人になっちゃう」なのか

なぜ日本人になってしまうのか、調べてみると情報が出てきました。
英語のスラングとして、マスタベーションのことをTurning Japaneseと表していると言われています。絶頂に至るときに日本人の顔になる目が細くなるという意味ででしょうかね。
ただこれは、もともとマスタベーションのことを指していたわけではなく、この曲がヒットしたから広まったのではないかと思います。私が調べた限りでは、Turing Jpananeseが出る以前の1980年以前にはそのような記事はないからです。
ということは、やはり性的な表現としてTurning Japaneseと表現し、世間的に広まったのかもしれません。
参考記事があるので興味ある方はどうぞ。
中国を感じさせるイントロ
この曲を知っている人は歌詞に注目しがちなのですが、イントロもまた、表現しにくいのですがなんとも挑発的なイントロです。よくCMで聞く「中国の歴史を感じさせる音楽」といえば想像できるでしょうか。
バカにされているというか、何も意識していないのでしょうね。特に1980年代で、今ほど国際的な交流が一般的にできる世の中でもないので、中国も日本も一緒と思っている人はたくさんいたのでしょう。そう思っていないと、やるせません。
歌詞の要約
ということで歌詞を要約すると、好きな子のことを考えていたら自慰したくなっちゃって、クライマックスに至るに連れて日本人っぽくなってきちゃったよ!という内容です。
Japs eyeの記事でも書きましたが、日本人をはじめとするアジア人は目が細いと言われています。よかったら日本人を差別するスラングJap’s eyeとは?をご覧ください。

知らないよりも、知っていた方が良い
日本は世界ではどういう風に見られているか、当然良いことばかりではありません。しかし、そう言ったことを認識しておくだけでも、自分なりの考えを馳せたり、意見を持つことができます。
日本に興味を持って、日本について色々聞いてくれる外国人はたくさんいます。
Turning Japaneseについては極端ですが、日本のことに興味を持ってくれて、話題になったときに自分が知らないということは、せっかくの議論する機会を失うということです。
逆にそのようなシーンで自分の意見を出せるようになると、議論が深まり勉強になります。外国のこと、海外から見た日本のことなど、英語以外にも知識を蓄えておくと、海外で生きるかもしれませんね。
