イギリス

「UK出身」と名乗るイギリス人がいない理由を知ってほしい

こんにちは。

 

突然ですが、UKのことを「イギリス」と呼ぶのは日本人しかいないということはご存知でしょうか。海外に興味がある日本人でも、意外とUKが何を指すか知らなかったり、イギリス=イングランドと認識している人が多いと思ったので、今日はUK出身の友達と接して感じた【彼らの出身国に対するプライドがどれだけ強いか】をお伝えします。

 

なぜこの記事を書くか

海外に行くと、「外国人」「ガイジン」という風に、日本人とそれ以外で分けて認識している人はたくさんいます。イギリス人に関してもそれは同じで、自分たちの出身について誇りを持っている人は本当に多いです。当然と言えば当然です。日本人の我々に対して「アジアの一国でしょ?」と言われたら、相手に対してもう少し知ってほしいなあと思うのではないでしょうか。

 

その感覚を、あなたに知ってほしいと思ってお伝えします。

 

UK出身と言うイギリス人はいない

「イギリス人」は世界で通用しない

イギリスとは日本人しか使わない言葉で、英語にはそのような単語すらありません。だからまずは、「イギリス人」が誰のことを指すかを理解してほしいと思います。

 

日本人が認識するイギリスとはUKである

UK(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)とは、日本語では「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」と称します。

 

日本ではイギリスや英国と呼ぶことが浸透しているため、イギリスのことを一つの国と考えている人は少なくありません。しかし、それは大きな間違いで、正確にはイングランド、スコットランド、ウェールズ、そしてアイルランドの北部の3つの国と1つの国の一部が一緒になって、連合国となっています。

イギリスの名前の由来

「イギリス」という単語は、英語じゃなくて和製英語です。どこの国の人もUKのことをイギリスと呼ぶ人はいないので不思議に思って調べてみたところ、日本の歴史に関係がありました。

 

日本に初めて来たヨーロッパ人はポルトガル人であり、彼らは1600年に来たイングランド人、William Adamsが日本に来る約60年程前に来日しました。

 

このポルトガル人が来日した時点でUKはまだ成立しておらず、当時はイングランドとウェールズのことをEnglandと呼んでいました。この「England」は国を意味し、「English」はイングランドの言語(英語)または国籍(イングランド人)のことを意味します。

 

そして、日本に来たこのポルトガル人が伝えた、イングランドを指すポルトガル語「イングレス」が語源で、エゲレス(英吉利)に変わったと言われています。それが訛り、イギリスと変化していきました。

 

「イギリス人」は自分の出身にプライドがある

3つの国と1つの国の一部を合わせてUKということはわかりました。

 

しかし、自分の出身について「from UK」という人はいません。私自身、数えきれない数のUK出身の人と会ってきましたが、その中にUK出身」と答えた人は1人もいませんでした。

 

めちゃくちゃプライド高いですよ…!!

 

必ずアイルランド、イングランド、ウェールズ、スコットランドと、国の名前を言います。特にブリティッシュ(イングランド人)はプライドが高く、初めての会話で出身を聞くと「ロンドン、マンチェスター、ヨークシェア」といきなり都市名を言ってくる人も中にはいます。日本人が「東京、大阪」と初めて会話する外国人に出身都市を伝えるようなものです。

 

UKの人が出身国にプライドを持つのは当然

自分の出身地にプライドを持つのは当然で、連合国というのは政府が決めたことであり、やはり自分が生まれ育った国の名前を伝えるのは当然だと思います。

 

仮にこの先日本、韓国、中国で大アジア連合ができて、外国の友達に出身を聞かれたら「日本」って答えると思うんですよ。アジア連合だよ、とは言わないと思います。

 

逆に外国人の友達に「出身はアジア大連合出身だよね?たしか中国だっけ?」と言われたら、何か、もっと知ってほしいというか、少し悲しい気持ちになります。

 

「UK出身」と名乗るイギリス人がいない理由を知ってほしい

ということで、私たちが思うイギリス人が指す、イギリス人について少し理解が深められたでしょうか。遠くにいる国同士ですが、互いにリスペクトできるとより深い関係が築けるので、英語以外の理解も深められたら良いですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。