How’s it going? 私(@wing_log)です。
イギリスで仕事をするってどんなイメージを持ちますか?
オシャレ?結果主義?働きやすい?休みたくさん?厳しい?実際にロンドンで働く前、良いことも悪いことも色々なことを想像しました。
この記事では【日系Webニュースの会社の編集をしている私が、日常で感じること】をまとめます。
☑️ ロンドンは、働く人が生きやすい社会?
☑️ イギリスに住む人たちは契約を優先する。
☑️ ロンドンで働くなら、同僚の契約の体系は内緒にしておいた方が良い。
☑️ ロンドンでの仕事は人間関係があっさり。
☑️ 同じ会社で働く人は基本みんな対等、同僚同士の変な気遣いなし。
☑️ ロンドンの金曜日はみんな仕事する気があまりない。
当然ですが、筆者自身、ロンドン中の会社を全てを知っているわけではないので、このような世界もある程度に読んでもらえるとちょうど良いと思います。
ワーキングホリデー(YMS)や留学でロンドンに暮らしたいと思っている方はぜひご参考ください。
では参ります。
ロンドンは、働く人が生きやすい?イギリスの生活について考える
ロンドンで働いての感想をお伝えする前に、ロンドンで生活していて感じることを少し書きます。ロンドンでの仕事感につながる、すごく大事なことだと思います。
ロンドンで生活していると、日本で生活するよりも「競争の少なさ」を感じます。
例えば日常のこと。先日ロンドンのどこにでもあるスーパーマーケットに行きポップコーンを買いに行ったのですが、種類は2、3種類で選択肢がそんなにありませんでした。味だって決して美味しいとは言えません。
日本のスーパーに行ったら、ポップコーンに限らず数えきれないのお菓子の種類とブランドが所狭しと並び、どれを選んでも美味しいものばかりです。ロンドンにきて、ふとこの生活する上での選択肢の少なさや、質について考えさせられることがあります。
この選択肢の少ない生活は仕事観にも繋がっていると個人的に思っています。生活する上で選択肢が少ないということは、働く人にとってもせかせか周りと競争する必要がなく、結果的に働く人にとっても心地よいのかなと思います。
ロンドンは選択肢が少ない。日本に比べると競争も少ない社会。
イギリスは契約を優先する社会
イギリス、そして私が生活しているロンドンにおいては、日本に比べると契約や約束事を優先する社会と感じます。
契約に記載されているか、サインをしているか、法律でどうなっているかが日常生活でも大切で、決まりごとにはかなり厳しい社会だと感じます。
働くうえでも同様で、雇用契約は会社側だけでなく、労働者側も対等に権利を主張することができます。日本では馴染みがないと思いますが、働くときに決めた雇用契約書に記載されていなければ、「その業務に関しては契約にはない」と主張することが可能です。
イージーゴーイングで多少のことは目をつぶる文化の、オーストラリアでの生活を2年経験した筆者としては、このギャップに慣れることが大変でした。
逆に契約、約束していないことに対してはかなりルーズで
「宅配を頼んだのに一向に届かない」
「お願いしていたことを先延ばしされている」
「業務規定外のことをお願いしていたら全くやっていない」
ということは往々にしてあります。
ロンドンは決まりごとに厳しい!
同僚の契約の体系は内緒にしておいた方が良い。ロンドンの職場では人によって契約が違う
ロンドンでの会社で働き始めると、自分と同じポジションに入っても、給料の体系やスタートの金額が違うことがあります。
給与体系が変わるのは個々のスキルや、面接でのアピール、交渉の仕方によってボスがどう判断したかで変わります。誰が文句を言えることでもありません。
しかし、雇用契約の内容が隣の人と違うことは現実に起こりうることで、うかつに話すと余計な話になりかねないので、むやみに自分の給与形態や採用された時の条件を離さないでおくことをお勧めします。
ロンドンで働くなら、会社との契約はご内密に。
ロンドンでの仕事は人間関係があっさり
日本の会社で働くと、仕事が終わったのに付き合いで残業したり、なぜか上司の仕事が終わるのを待った経験はありませんか?
ロンドンの会社で働いて、そのような残業をしたことは一度もありません。
仕事が終わったら「あ、じゃお先に失礼しまーす」とサクサク帰っていきます
同僚との人間関係もあっさりしていて、日本でたまに聞く「社員は家族や!!」的なノリや雰囲気は感じません。筆者自身、同僚の名前と出身地以外ほとんど何も知りません。仕事が回っていれば、それで良いのです。違いを感じますか?
ロンドンの人間関係はドライ中のドライ
働く人は基本みんな対等、同僚同士の変な気遣いなし
人間関係があっさりと言いましたが、良い意味で誰もがフラットなことの表れかなと感じています。
例えばイギリスの法律では年齢(あと一応性別)によって就職の合否を決めてはいけない決まりになっています。こう言った社会背景もあるのか、年齢、ポジションに関係ない年功序列を気にしない文化は日本よりも強く感じます。
他人の年齢をあまり気にしておらず、役職等のポジションはあれど、みんなが対等に接する雰囲気があります。
筆者が日本の社会で見たお茶汲みや年配に対する過剰な気配り、若輩者が朝一番早くきて机を磨くような体育会系感はありません。
一番後輩が机を掃除する文化はいまも日本の会社にはありますかね?
ロンドンの金曜日はみんな仕事する気があまりない
ロンドンの会社は、休みの前日は就業時間に近づくにつれて浮き足立ってきます。
街中でも、金曜日に歩いていると昼間からパブでテーブルを囲み一杯やっているグループを日常的に見かけます。日本では珍しいかもしれませんが、ロンドンではこれが普通です。
筆者がとある会社を訪問したときのことです。
金曜日の夕方にある会社を訪問した際に、オフィスから女性のグループが華やかなドレスアップをして出てきました。何事か、面談の相手に聞くと「これから街に繰り出す子は帰宅せずにここ(オフィス)からパーティに行く女性もいますよ」と返ってきてびっくりしました。
ロンドンの日系企業で働いて感じたこと
筆者が働く会社は日系企業なので周りで働く人は日本人がほとんどですし、一人一人とコミュニケーションを取るときは日本にいる時と変わりません。しかし、会社の歴史が長く、働く人たちもロンドンでの生活が長いと、働き方もブリティッシュスタイルだと感じました。
☑️ ロンドンは、働く人が生きやすい社会?
☑️ イギリスに住む人たちは契約を優先する。
☑️ ロンドンで働くなら、同僚の契約の体系は内緒にしておいた方が良い。
☑️ ロンドンでの仕事は人間関係があっさり。
☑️ 同じ会社で働く人は基本みんな対等、同僚同士の変な気遣いなし。
☑️ ロンドンの金曜日はみんな仕事する気があまりない。
これを読んでいるあなたは、良くも悪くも日本の企業や社会の常識さに慣れてしまっていますが、今の働き方に悩んでいるなら、海外での仕事をすることも、視野に入れてみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



